例えばS45Cは温度が1℃上昇すると、1mあたり11.7?m膨張します。
0.01以下の精度で加工を行う金属加工にとっては無視できない変化量ですね。
このように、精密な部品を加工納品する際には、
加工や検査を行う空間の温度、さらには納品先様の検査室の温度まで
管理、打ち合わせをする必要があるのです。
株式会社中村製作所では、研磨工場・検査室とも年間を通じて
20℃に管理することで、品質の向上に努めております!
高精度品の加工にお困りのお客様がいらっしゃいましたら
お気軽にお問合せ下さい!
※1原子間距離rに対して原子間のポテンシャル・エネルギーUをプロットすると非対称曲線となります。この非対称性のため、温度上昇に対する原子間の距離の増加=熱膨張が起こります。詳細は下記をご確認ください!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tanso1949/2002/202/2002_202_90/_pdf